SDカードとsmartSD

smartSDというものがあります。smartSDは、ICカード機能(きのう)を併せ持つ(あわせもつ)SDカードです。smartSDはMOPASSカード規格(きかく)に基づい(もとづい)て設計(せっけい)されています。松下電器産業(まつしたでんきさんぎょう)が開発(かいはつ)したもので、2005年頃(ねんごろ)から一般(いっぱん)に出回っ(でまわっ)ています。smartSDは、メモリカードとしての機能(きのう)に非接触(ひせっしょく)ICカード機能(きのう)を加え(くわえ)たもの、ということでしょうか。つまり、smartSDが搭載(とうさい)された携帯(けいたい)電話(でんわ)などをICカードリーダーにかざすとします。すると、料金(りょうきん)を支払っ(しはらっ)たり、ポイントをためたり、ということができるようになります。またSDカードと同じ(おなじ)機能(きのう)も、もちろん備わっ(そなわっ)ています。smartSDに、撮影(さつえい)した写真(しゃしん)データを記録(きろく)しておくこともできます。このあたりは普通(ふつう)のSDカードと全く(まったく)同じ(おなじ)、ということです。smartSDは、大きさ(おおきさ)の形状(けいじょう)として、SDカードタイプとminiSDカードタイプの2種類(しゅるい)あります。どちらもメモリカードそっくりの大きさ(おおきさ)形状(けいじょう)をしています。この大きさ(おおきさ)のカードの中(なか)に、SDカードと同様(どうよう)にコントローラとメモリとコントローラが搭載(とうさい)されています。miniSDカードタイプのものでは大きさ(おおきさ)の制限(せいげん)からアンテナをカード内(ない)に搭載(とうさい)していません。そのため、ICカードとして利用(りよう)する時(とき)には、機器(きき)側(がわ)にアンテナを搭載(とうさい)しているものを選ば(えらば)なくてはなりません。それに対(たい)してSDカードタイプのものはカードの中(なか)にアンテナを搭載(とうさい)しています。大きさ(おおきさ)にアンテナを搭載(とうさい)できる余裕(よゆう)がある、ということでしょうか。

SDカード

smartSDというものがあります。

SDカード