SDカードとmicroSDカード

SDカードをさらに縮小(しゅくしょう)したものにmicroSDカードというものがあります。microSDカードとは、2005年(ねん)7月(がつ)にSDアソシエーションが発表(はっぴょう)したメモリカードの規格(きかく)です。SDアソシエーションとは、SDカードに関(かん)する業界(ぎょうかい)団体(だんたい)です。SDカードの技術(ぎじゅつ)標準化(ひょうじゅんか)を図っ(はかっ)たり、普及(ふきゅう)の促進(そくしん)を図っ(はかっ)たりする組織(そしき)です。ちなみに、microSDカードの規格(きかく)についても、Dアソシエーションが標準化(ひょうじゅんか)しました。SDカードのサイズを縮小(しゅくしょう)したものがminiSDカードになり、それをさらに小型化(こがたか)したものがmicroSDカードということになります。現在(げんざい)のところ、microSDカードの主な(おもな)用途(ようと)として、携帯(けいたい)電話(でんわ)のメモリカードとしての利用(りよう)などが挙げ(あげ)られます。microSDカードのサイズは縦(たて)15mm×横(よこ)11mm×厚さ(あつさ)1.0mmで、重量(じゅうりょう)は約(やく)1g以下(いか)となっています。大きさ(おおきさ)はSDカードよりはるかに小さく(ちいさく)、1/4程度(ていど)となっています。現在(げんざい)、一般的(いっぱんてき)に使用(しよう)されているリムーバブルメディアの中(なか)で寸法(すんぽう)が最も(もっとも)小さい(ちいさい)ものがmicroSDカードです。最(さい)大容量(だいようりょう)は2GBであり、それ以上(いじょう)の容量(ようりょう)を持つ(もつ)メディアは別(べつ)の規格(きかく)となり、microSDHC規格(きかく)というものになります。miniSDと同様(どうよう)に、専用(せんよう)のアダプターを使用(しよう)することによってSDカードスロットで読み書き(よみかき)できます。そうした利用(りよう)はSDカードの規格(きかく)と互換性(ごかんせい)があることによって可能(かのう)となりました。microSDカードを専用(せんよう)のアダプターに接続(せつぞく)することによって、SDカード、miniSDカードとして利用(りよう)することが可能(かのう)となります。

SDカード

SDカードをさらに縮小したものにmicroSDカードというものがあります。

SDカード